みどころ

特別展 天空ノ鉄道物語(てんてつてん)とは?

JR7社、東京メトロ、東京都交通局に続き、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道の協力も決定!六本木ヒルズ森タワー52階の全フロアを舞台に、日本各地の鉄道会社が一堂に会す、かつてない規模で開催する大型鉄道イベントです。

全国の鉄道系博物館でも通常は観ることができない蔵出しの展示品を軸に、国鉄時代の駅や改札の再現、歴史を振り返る空間やインスタレーション、ヘッドマークや時刻表、制服も展示し、1964年から2020年のオリンピックイヤーを結ぶ形で鉄道文化の軌跡を紹介します。

海抜250mの六本木ヒルズ森タワー52階に「天空駅」も出現する他、日本独自の鉄道文化ゆかりの「食」「旅」「アニメーション」「ゲーム」「テクノロジー」などもフィーチャーし、子どもから大人まで楽しめる体感型の展覧会です。

監修者より

ようこそ、「特別展 天空ノ鉄道物語」へ

日本人は世界で最も鉄道を利用する国民です。鉄道が存在することで都市が発展し、日本のほとんどの地域に居ても都市と数時間以内の移動でつながり、日本国民の夢と希望を運んでくれました。鉄道は陸上輸送において地球上で最も効率的で高速、エコロジカルな交通機関です。東京オリンピックを目前に控えた東京の上空で、新しい未来の鉄道の姿を皆さまと共有したい。

55年前の東京オリンピックの年に走り始めた新幹線は、首都東京の役割と生活を根本から変えました。日曜日の夜まで恋人たちは東京の街で過ごし、魔法が解ける午前0時までに500km離れた故郷で日常生活に戻れる。鉄道は出会いと別れ、様々なドラマや歌の舞台でした。これは時速500kmの時代になっても変わらないでしょう。

「特別展 天空ノ鉄道物語」監修

川西 康之 / 建築家・デザイナー

株式会社イチバンセン 一級建築士事務所 代表取締役
全国から集めた貴重なヘッドマークの数々

特急や急行列車の先頭部に取り付けるヘッドマークは、昭和初期に列車に愛称を付けることが一般化されて以降、さまざまな形やデザインが誕生しました。カラフルなイラスト入りのもの、「こんにちは」「さようなら」や、震災時には「がんばろう」「たちあがろう」の言葉が入ったものなど、多種多様なヘッドマークの数々は、鉄道が人々から親しまれていた象徴ともいえるでしょう。中でも今回の目玉として、国鉄からJRに分割民営化された日に各社が付けて運行していた「JR発足」のヘッドマークが分割民営化後初めて集結!JR7 社分が一堂に揃う貴重な展示をはじめ、本展エリアは撮影可能となっています。※映像作品は除く

JR発足を記念した各社のヘッドマーク

JR7社が一堂に並ぶ制服コレクション

JR7 社、新幹線5 社の現行制服が一堂に勢揃い!色やデザイン、エンブレムなど、並べると見えてくる、細かなディテールの違いに込められたJR 各社それぞれのこだわりや個性をお楽しみいただける展示です。

JR7社 現行の制服

時刻表インスタレーション&鉄道現代史映像ギャラリー

時刻表インスタレーションでは、ライブラリー形式の書架にバックナンバーの時刻表全てを陳列し、1964 年~現在までの国鉄&JR 時刻表を360 度見渡せる形で一堂に展示。過去の時刻表を通して当時の鉄道の様子や移動の経路を想像しながらお楽しみいただけます。

豪華寝台列車トワイライトエクスプレス原寸大完全再現

往年の寝台特急「トワイライトエクスプレス」の原寸大レプリカを初公開!JR 西日本が、新潟県糸魚川市の復興支援のために寄付した本物の車両部品と糸魚川市や新潟県の技術を総集し、展望A 個室スイートと食堂車の一部を再現。夜行列車が旅立つ雰囲気と、鉄道で活性化を狙う地域の熱意にも触れていただける展示です。

史上初!海抜250メートル!!
ビジュアルデザインスタジオ「WOW」による“天空駅“が出現!?

スカイギャラリーには、実際にベンチや看板などが設置された駅のホームが出現!この“天空駅”では、昼はARを介してホームに車両が入線する様子を映像で体感いただけます。夜は天空駅の様子は様変わりし、駅舎の上に高さ11mの空間を活かした大迫力の大型映像が現れ、星空や夜景の中に明かりの灯った鉄道が走り抜け、幻想的な空間と物語をお楽しみいただけます。
※夜の演出は、“日没”以降の実施となります。

天空駅:昼(イメージ)

天空駅:夜(イメージ)

「WOW」とは

東京と仙台、ロンドン、サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。CMやVIといった広告における多様な映像表現から、さまざまな展示スペースにおけるインスタレーション映像、メーカーと共同で開発するUIデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない幅広いデザインワークを展開。近年では積極的にオリジナルのアート作品を制作し、国内外でインスタレーション展示を多数実施。ビジュアルデザインの社会的機能を果たすべく、映像の新しい可能性を追求し続けている。

アーティスト・島英雄氏による段ボールの「巨大一号蒸気機関車」

大の鉄道ファンで幼少期から鉄道模型の制作を続けてきた段ボールアーティスト・島英雄氏の作品を展示。構想から50 年の歳月を経て、英国から輸入され明治期に国内で初めて運行した蒸気機関車(SL)「一号機関車」を、残されていた1 枚の図面を基に、段ボール素材を使って世界で初めて「製造当初の姿」を原寸大で完全再現。その部品数は、なんと約500個。一号機関車は1872年(明治5 年)に国内初の鉄道が新橋(東京)-横浜間に開業するのに合わせ輸入された10 台のうちの1台で、英国出国時の船荷番号が1 番だったことから「一号機関車」と呼ばれるようになりました。全長約7m、幅約2m、高さ約3.5m、重さ約300㎏で、当時の姿を完全に復元しています。

島 英雄 プロフィール

1949年(昭和24年)東京都渋谷区に生まれる。小学校入学前から機関区に通い、機関車部品の採寸を通して設計図面の収集をはじめる。D51の設計者の名前が島秀雄氏(同姓同名)であり、幼年期より実物大SL模型を作るのが夢だった。2010年以降、これまで培った段ボールによる大規模構造体モックアップ(原寸模型)の制作技術を駆使したSL模型の制作をスタート、2019年(令和元年)8月、ホテルセキア(熊本県)に常設展示場を開設、現在に至る。

ビジュアルデザインスタジオ「WOW」による「鉄道車両ドアインスタレーション」

東京メトロ、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道などの協力を得た、電車の車両ドアを使ったインスタレーションでは、ドアを触ると開閉して中からさまざまな演出が飛び出したり、巨大な車両が出現するなど、ダイナミックでインタラクティブな体験ができます。

鉄道車両ドア インスタレーション(イメージ)

鉄道写真家・中井精也氏の未公開も含む貴重な写真を一挙公開

鉄道写真家・中井精也氏による写真展「鉄道のある暮らしの風景 —夢と希望の三陸鉄道—」では、何気ない日常に溶け込む「鉄道」のある風景が叙情的に、そして限りなくやさしく切り撮られた作品を中心に展示を行います。特に今回は、東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道がみごとに復活し、沿線住民の暮らしを支えるべく奮闘する様子を、中井氏独自の人情味溢れる目線で捉えた作品に加え、未公開も含む貴重な作品をご覧いただけます。

中井 精也 プロフィール

1967年、東京生まれ。鉄道の車両だけにこだわらず、鉄道にかかわるすべてのものを被写体として独自の視点で鉄道を撮影し、「1日1鉄!」や「ゆる鉄」など新しい鉄道写真のジャンルを生み出した。2004年春から毎日1枚必ず鉄道写真を撮影するブログ「1日1鉄!」を継続中。広告、雑誌写真の撮影のほか、講演やテレビ出演など幅広く活動している。

鉄道関連標識、首都圏私鉄各社紹介コーナー、運転シミュレーターも展示

さまざまな鉄道関連の標識を制作する「保安サプライ」も協力したインスタレーションや、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道の紹介コーナーそして、「東急テクノシステム」協力のもと、東急東横線のシミュレーターも登場!

nendoプロデュースの「GACHA GACHA COFFEE」と
METROのコラボレーション空間が登場!

ガチャガチャマシンを使って、お客様ご自身で「挽きたて」「淹れたて」のコーヒーが楽しめるデザインオフィスnendoプロデュースの「GACHA GACHA COFFEE」と東京メトロ&東京都交通局がコラボレーション。地下鉄に関わる貴重な展示品や映像放映とともに美味しいコーヒーがお楽しみいただけるほか、組み上げると首都圏地下鉄の立体路線図が完成するガチャ玉が入ったマシンも登場します。

カフェ「GACHA GACHA COFFEE x METRO」(イメージ)

大人はもちろん、お子様・ご家族で楽しめるコーナーも充実

アニメーション×鉄道コーナーでは、記念撮影可能な「アンパンマン列車」の虹をイメージしたカラフルな座席や、細田守監督作品「未来のミライ」に登場する“黒い新幹線”を忠実に再現した「骸骨座席」、“空想の東京駅”の展示物も展開。また鉄道アミューズメントコーナーでは、D51/C62の段ボール製の車両や、60周年を迎えている「プラレール」からは、ジオラマ展示や鉄道各社の車両が集結!「トランスフォーマー」シリーズからは、1980年代に発売された“列車変形”の貴重な玩具や最新プロジェクトの展示、そのほか複数種類の「電車でGO!!」体験筐体展示など、お子様でも家族でも遊びながら鉄道の魅力に触れていただけます。

©2018 CHIZU

©TOMY

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駅弁や駅そば、各鉄道会社のオリジナルグッズも多数販売!

会場に隣接する「Restaurant THE MOON」では、限定メニュー「観光列車豪華コース」を提供。「Cafe THE SUN」では「天空駅オリジナル駅弁」や、「駅そば」など豊富な種類をご用意しています。またグッズショップでは、全国の人気「駅弁」が大集合。各鉄道会社のオリジナルグッズや展覧会オリジナルグッズも多数販売します。

観光列車豪華コース(イメージ)

駅そば(イメージ)

全国の人気駅弁(イメージ)